今回のお客様：相模原
作業日数：2日

Windows7のサポート切れに向けて、OSをアップグレードしたいというご希望でした。
使用してノートパソコンは、富士通 FMV LIFEBOOK A574/KX（2015年発売）。

Windows10に変更希望とのことだったのですが、お持ちしたものをよく見たところWin7のリカバリーディスクと一緒にWin8.1のリカバリーディスクも。
そう、Windows8.1で販売されていたパソコンを、Win7であえてダウングレードして使用していたものでした。

Win10への更新だとライセンス料も必要となりますので、今回はWin8.1での初期化をオススメ。
（2015～2016年の無償アップグレード期間に、Win10に更新したことがあるパソコンならライセンス料は不要ですが、それ以外のパソコンをライセンスなしでWin10に更新するとライセンス違反ですのでご注意ください）

Win8.1であれば、サポート期間は2023年1月まで。
大型更新は半年に1度あるWin10よりも、Win8.1のまま2023年まで使用した方が安定した運用ができると思います。

特に業務用パソコンの場合、あえてWin7にダウングレードしていたパソコンも多いかと思います。
2012年の後半～2015年に購入したパソコンの場合は、Win8のライセンスを持っている場合も多いですので、Win10ではなくWin8への更新も方法のひとつと考えてみてはいかがでしょうか？

Windows7のサポート切れまであと9カ月。早めに対応しておきましょう。

最近、「まだ無料でWindows10に更新できるのですよね？」という問い合わせを受けますが、更新できるのと、ライセンスを持っているか、ということは別物ですので、ライセンス違反にならないようご注意を。