Lenovo ideapadのリカバリディスク作成

今回のお客様:相模原市
作業日数:1日

新しいパソコンを購入したので、リカバリディスク(再セットアップディスク)を作りたい。でも作り方が分からないという相談でご来店。
パソコンを買ったら、まずはリカバリディスク作成ですね。

機種は、Lenovo ideapad 300。OSはWindows10 Home。2015年11月発売の新しい機種です。
「作り方が分からない」ということですが、そうなる状況、よく分かります。
リカバリディスクを他のPCで作ったことがあっても、最近のLenovoでは迷子になることが多いのです。
最近のLenovo、実はリカバリディスクを作るツールがないのです……。

Lenovoのリカバリツールは「Lenovo OneKey Recovery」という名称です。

以前のメニュー(バージョン7.0)だと、
onkey7
一番右に「リカバリディスクの作成」があります。

最近のメニュー(バージョン8)では、
onekey8
「システムバックアップ」と「システムリカバリ」の2つのメニューしかなく、「リカバリディスク作成」機能はなくなっています。

このメニューから作る「システムバックアップ」でも、リカバリディスクと同じようにHDDが故障した場合の復旧には役立つデータ作れます(正確にはちょっと異なります)。
ただし、DVDとして作ることはできず、外付けのHDDが必要です。

ではどうすれば?

解決策は、Windowsの標準機能である「システムイメージの作成」機能を使ってシステムまるごとバックアップです。こちらであれば、DVDに焼くことも可能。
メニューは「コントロールパネル」-「バックアップと復元(Windows 7)」-「システムイメージの作成」でたどり着きます。
ちなみに、Lenovo ideapad 300の場合で、DVDが4枚必要でした。
さらにDVDからWindowsを起動するために、「システム修復ディスク」も作成しておく必要があるので、計5枚のDVDでリカバリディスクに相当するものが作成できました。
(システムイメージだと購入時の状態ではなく、個人の設定も含めたバックアップ時の状態そのままに復旧されます。)

リカバリディスクに相当するものを作ろうとしたら、こちらもWindowsの標準機能である「回復ドライブの作成」です。ただしこの場合は、DVDではなくUSBメモリが必要です。
コントロールパネルから入れますが、メニューが奥深くなので、コントロールパネルで「回復ドライブの作成」で検索した方が早く辿り着くと思います。

自分のパソコンのバックアップをとるのであれば、回復ドライブ作成よりも、購入直後に「システムイメージの作成」をした方が手間がなくてよいと思います。

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