2012年発売、CPUはCore i7、ストレージはHDD1TB+キャッシュ用SSD24GB。
起動が異常に遅いということで相談あり。
診断したところ、キャッシュ用SSDが故障していました。
キャッシュ用SSDは、(すごく雑な言い方ですが)HDDの前段にSSDをかませて高速化させようという技術です。
まだSSDが高価だった頃、丸々SSDにすると高額になるので、小容量のSSDで何とかスピードアップさせていたのですが、SSDが安価になってきたので最新の機種では採用されていないでしょう。
このキャッシュSSDが故障した場合、キャッシュSSDを修理(交換)するよりも、キャッシュ無しにして本体のHDDを丸ごとSSD化した方がよい(スピード速い)のですが、今回は500GB以上使用していたため断念。
(安くなってきたとはいえ、まだ1TBのSSDは高額。500GBまでであればSSD化した方がよいでしょう)
この機種に使用されているのは、ハーフサイズと呼ばれる通常のmSATAのSSDの半分のサイズの珍しいタイプですが、何とか入手してSSDを交換。
Diskeeper社のExpressCacheを採用していますので、コマンドプロンプトで再設定。
ExpressCacheの設定については情報が少なく難儀しましたが、海外のサイトで情報収集して解決。
キャッシュ無しだと50秒程度かかっていた起動時間が、25秒程度に短縮されました。
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