Windows10最新版の上書きインストール

今回のお客様:町田
修理日数:2日

起動できなくなったノートパソコン、富士通FMV LIFEBOOK AH77/K(FMVA77KW、2013年2月発売、Windows10にアップグレード済み)です。
メーカーロゴが表示された後、ログイン画面までたどり着かず、真っ青な画面のまま止まってしまう状況でした。

システムの修復で、起動できる状態まで回復できたのですが、
「お使いのバージョンのWindows10に対するMicrosoftのサポートは、2017年5月9日で終了しました。」
という画面が……。

Windows10のバージョンを確認したところ、「バージョン10.0(ビルド10240)」でした。

「バージョン10.0(ビルド10240)」というのは、2015年7月にリリースされた初期のWindows10のバージョン。
Windows10の無料アップデート期間中に更新したそうですが、その後約3年弱もの間、大型アップデートに失敗し続けてきたようです。

【Windows10のバージョン】(大型アップデートの履歴)
◆2015/07/29 Win10リリース Ver.1507 ビルド:10240 コードネーム:Threshold1(TH1)
◆2015/11/12 1回目の大型更新 Ver.1511 ビルド:10586 コードネーム:Threshold2(TH2)
◆2016/08/02 2回目の大型更新 Ver.1607 ビルド:14393 コードネーム:Redstone1(RS1)
◆2017/04/11 3回目の大型更新 Ver.1703 ビルド:15063 コードネーム:Redstone2(RS2)
◆2017/10/17 4回目の大型更新 Ver.1709 ビルド:16299 コードネーム:Redstone3(RS3)
◆2018/04/30 5回目の大型更新 Ver.1803 ビルド:17134 コードネーム:Redstone4(RS4)

システムが起動できる状態であれば、Windows10の場合はユーザーデータや設定はそのままでOS(システム)だけ上書きすることが可能です。大型アップデート自体が、システムを丸ごと上書きインストールしているようなものですので。

最新版のデータを使用してOSを更新して動作確認。問題なしと判断してご返却いたしました。

Windows10の更新でお困りの場合は、お気軽にご相談を!