今回のお客様：相模原市
作業日数：２日

2016年8月に配信されたWindows10 RS1（レッドストーン1、バージョン：1607）。
新規購入するとRS1になっていないパソコンもまだ多く、購入後に使用しているうちに、自動アップデートでRS1に切り替わる、というものも多いと思いますが、今回はエラーが表示されてRS1にアップデートできないパソコンです。

Win8までであれば、Windows updateでエラーが出たらとりあえずその更新プログラムを非表示にしておいて、更新させないという選択肢があったのですが、Win10の場合、強制アップデートですので、エラーが出ると起動するたびに毎回アップデートしようとして、毎回エラーが表示されるという、面倒な状態に陥ってしまいます。

Windows10 RS1のインストール時に表示されるのは「Windwos10、バージョン1607の機能更新プログラム」。
こんな感じです。毎回、23～24%くらいで進まなくなり止まってしまいます。

今回表示されたエラーコードは、0x800705b4。
これはタイムアウトエラー（時間切れ）で表示されるコードです。

このエラーの場合の対処方法は２つ。
１つ目はセキュリティソフトのアンインストール。これは今回効果なし。
２つ目はクリーンブートしてアップデートすること。

クリーンブートとは、Windowsの機能だけの必要最小限の状態でOSを起動させること。
スタートアップに登録されているプログラムやサービスを停止してから再起動させた状態です。

今回はこのクリーンブートでWindows10 RS1へのアップデートに成功しました。

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